マニラ 1 [フィリピン]
急きょ出張で20日から22日までマニラへ行ってきました。
円高世代のため、学生時代から海外へは行っておりますが、
途上国は今回が初めて。かなり緊張しながらの訪問でした。
が、結論からすると、幸いにもトラブルは何も起きませんでした。
20日の昼過ぎにマニラ空港へ着き、22日の正午には
マニラ空港へ戻るという、実質的に48時間を切るショートステイで、
また移動は同じグループ会社のマニラ支店のフィリピン人の方々が
車で送ってくれたため、何も起きないのが当然と言えば当然ですが。
常夏の国と聞いておりましたが、曇や雨だったせいか、
思ったほど暑くは感じませんでした。
写真は滞在したホテルの窓から。
日本や他のアジアの都市と同様(行ったことはありませんが)、
都心はビルが多く、まさに大都会のイメージでした。
非常に印象深く感じるものがありましたが、まずはそのうち
二つを述べてみます。
一つ目は、フィリピン人は英語が非常に達者なことです。
まあ、今回関わった先がホテルやレストラン、また訪問先である
国際物流系の会社ということもありますが。
私が勤務するような外資企業のローカル事務所は、どこまでも
営業拠点であり、また本業の性質上、外勤(営業)も内勤も難しい
専門知識は不要で、そうなるとパソコンを使いながら英語で対応でき、
かつ人件費が日本人よりもずっと低いフィリピン人は、生産効率は
ずっと高いことになります(それがグローバリぜーションですが)。
そうなると英語が苦手な日本人は全く立つ瀬がなくなるはずですが、
しかしそんな日本人が仕事にありつけ、低い失業率と高い通貨価値を
保てるのは、まさに日本の強力な製造業のおかげだと実感しました。
※その円高が行き過ぎて輸出産業の首を絞めた結果、今、アベノミクスによって、円安方向に適正化しようとしている途上でありますが、円安とは言ってもその価値は充分に高く、海外、とりわけ途上国に行った際にはその国の物価が激安に感じられるわけですが。
二つ目は、笑顔が素敵ということ。
訪問先が事務所で、何故か非常に女性の比率が高かったので、
女性の笑顔が印象に残っておりますが、挨拶として軽く微笑むと
満面の笑みで微笑み返してくれる点、とても素敵な文化だと思います。
※このスマイルの習慣はスペインに似ていますね。スペイン文化の名残りか、そもそものフィリピン人の習慣なのかは不明ですが。
その他、色々と考させられることがありましたので、次回もマニラを
テーマにしようと思います。
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