上棟式の思い出 [住宅]
昨晩仕事から帰宅すると、我が家の南側の区画が棟上げされておりました。
一般的に木造軸組工法の場合は工場でプレカットし現場では組み立てのみとのことらしく、
たった一日で柱が立ち屋根がのっかってしまいます。
まだ葺いてはおりませんが、屋根がのっかることにより、その後の作業は雨に濡れずに進行できます。
昨晩も夜半から雨が降り始めたので、ギリギリのタイミングですね。
率直に言うと、予想以上に遮られたな、 というのが我が家の南側の棟上げを受けての感想です。
まあ、最初から区画割りは分かっていたので当然と言えば当然で、話が違うとかの類ではありませんが。
入居時から南側に建ってれば受容度が違ったように思われます。
※今朝撮った写真
我が家は6月15日に棟上げをしました。すでに梅雨入りしておりましたが、幸いにも好天に恵まれました。
ささやかながらも上棟式を行ない、大工さんや建築関係者の方々に赤飯とビール、
ご祝儀を配りました(持ち帰り用です)。
同時期に棟上げした他の2棟も上棟式を開催し、施主が上棟式をするのは久し振りだ、
と工務店の担当者は感激されてました。さすがに餅まきまではやりませんでしたが。
事前にビールと紙袋、また銀行にてピン札を用意し、当日仕事は正午上がりでダッシュで帰宅。
だんご屋さんに頼んでおいた赤飯を受け取ってビールと一緒に自転車で現場へ二往復。
子供たちも上棟式に参加させるため学童クラブと保育園に迎えに行き、ギリギリ15時の上棟式に間に合う。
下の写真は運搬時の自転車。
朝は空中に何も無い状態でしたが、到着時にはすでに棟上げは終わっておりました。
建築条件付き物件だったためプラニング段階から参加し試行錯誤を重ね、
工務店にアレコレ妄想をぶつけながらも携わってきたので、骨格として形となった姿を見た時の感動は
いまだに忘れません(素人のワガママを具現化してくれた工務店には大感謝!)。
なんとか15時に上棟式を開始。
酒・米・塩・破魔矢の上棟式セットは5千円で工務店が用意してくれ、
四隅への米と塩まきは子供たちが担当。酒まきは私が担当(多分)。
とても蒸し暑い日だったので施主であるにもかかわらず私は半袖短パンでしたが、
ネクタイ着用で参加した律儀な父には感謝します。
上棟式にて大工さんや現場監督と一同に会してご挨拶をすることで、
家造りに対する共有感が高まった気がします(家内は仕事で参加できなかったため後日挨拶)。
なんとか無事に上棟式を済ませ、その日以来、残業や酔っ払っての遅い帰宅であろうと、
帰宅前に必ず立ち寄って進行状況を確認する日々を送りました。
上棟式にて飾った破魔矢は今は壁で覆われて見えませんが、今もこの家に存在して守ってくれてます。
上棟式はこれから暑さを迎え生命が躍動する季節を前にした時期で、たった4ヶ月前ですが、
秋が深まる今からすると、懐かしい思い出です(秋が一番好きですけどね♪)。
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