イタリアからの小包 [イタリア]
ご存知の方にはお馴染みの、イタリア郵便局の真っ黄色な箱。
イタリアの祖父母(家内の母)より小包が届きました。
箱を見ると子供たちは「Pacco!Pacco!」と叫んで大喜び。
中身は子供用の服とお菓子や食料品。
洋服は、当然ブランド品のわけはなく、製造はおそらく東欧か中国。
日本の子供服と多少デザインや色が異なる程度です。
尚、フィレンツェのすぐ隣にPratoという昔ながらの繊維業の町がありますが、
現在はかなりの中国系移民が滞在して製造に携わっているらしい。
従って、彼らが作った繊維品はメイドイン・イタリアとなるわけですが、
実際は中国人が作っていることになります。
まあ、生産国はグレードを表す指標ですから、誰が作ろうと品質が伴っていれば問題ないかと。
数年前、中国人で溢れかえるイタリアの古都を期待し、この町を訪れたことがありますが、
街中では数人の中国人とすれ違っただけでした。
おそらく工場地帯は郊外にあると思われます。
上はイタリアのチョコレートクッキー。かなり大雑把な味ですが、ポテチのごとく食べ続けてしまいます。
下もチョコレート菓子。味はかなり濃厚。子供たちのお気に入り。
次は米で作ったクッキー。
家内が小さい頃、家内の祖父がよく買ってくれたという、家内には思い出のクッキー。
最後に家内には必須品のハーブティー。
イタリアの祖父母からは、大体二ヶ月に一度の間隔で送ってきてくれ、非常にありがたい贈り物です。
驚くのが、家内から子供の服のサイズを聞いているわけでもないのに、
祖母が常にジャストサイズで選んでいること。
中身のバリューは1万円から2万円位。しかし航空便での送料が2万円前後はかかっているはず。
トータルではけっこう高価な贈り物となりますが、日常の生活において娘(家内)を手伝えないからと、
祖父母の親としての精一杯の思い遣りが感じられます。
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